「カメラの旅人 〜ある映画人の思索と回想〜」
ポール・コックス 著 岩波律子 訳
四六判/358ページ/本体価格 2,500円
ISBN4-87371-024-3
ハリウッド的なスターシステムに背を向け、映像メディアの可能性を信じる仲間たちと、深い人間愛に満ちた作品を撮り続けてきたオーストラリアの映画監督ポール・コックス入魂の自伝的映画論。コックスの代表作のひとつ「ある老女の物語」は1979年に岩波ホールでロングラン上映されている。人生が旅なら映画も旅、本書は20世紀後半の激動を生き抜いた人生の先達が若い世代に送るメッセージともなっている。
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